ドゥメルソ・ウォッシング・ステーションは、地元の零細農家からチェリーを受け入れています。エチオピアのほとんどのウォッシング・ステーションがそうであるように、小規模農家はチェリーをウォッシング・ステーションに販売し、その日のうちに代金を受け取ります。ドゥメルソでは、コーヒー生産が一家の総収入の90%以上を占めます。このような農家にとって、チェリーに対する正当な対価を得ることは不可欠なのです。
洗浄ステーションが適正な価格を支払うためには、チェリーがしっかりと処理され、品質がチェックされていなければいけません。コーヒーの品質は、ロット内の欠点や欠陥の量によって決定されます。このコーヒーのように欠点がないロットはグレード1となり、市場での価値が高くなります。私たちは農園レベルのイニシアチブを維持するために、このようなグレード1のコーヒーを探し求め、その甲斐が一杯一杯に現れています。グレード1はカップに欠点や汚点がなく、クエーカーもありません。
ドゥメルソはケベレの中心であり、私たちのチームは長年にわたって何度もこの農園を訪れています。ウェット(水洗式)とドライ(ナチュラル)の両方の加工工程を見学することができました。ウォッシュト・プロセスでは、到着時に未熟なチェリーが選別されます。コーヒーは一連の水路で洗われ、果皮が取り除かれ、コーヒーは高床式乾燥機で乾燥されます。